看護師になるために勉強すること

看護師になるためには、様々なパターンがあることはすでに知っているだろう。例えば、中学卒業後に看護師になるためには、高校の5年一貫教育コースに進学することで、看護師の資格を取得することができる。高校を卒業して看護免許を取得しようとした場合は、看護大学で4年間勉強し、国家試験に合格することで看護師の資格をとることができる。また、大学院への進学も可能だ。このように、様々なパターンが考えられるが、共通していえることは、看護師になるためには、資格を取得しなければならないところだ。また、机上の勉強だけでなく、実践に基づいた実習があるのが特徴だ。大きく分けて、3分の2が座学、残りの3分の1が実習となっている。内容を具体的にみてみると、まず、座学だが、基礎分野と専門分野に大きく分けられる。基礎分野では、看護師としての基礎的な科目に加え、世の中を幅広く理解するための時事的なものから、情報化社会、人権など、いろんな角度から広く学ぶ。専門基礎分野では、人体の構造や機能をはじめ、様々な制度についても学ぶ。実習においては、食事から清掃、心理的なサポートに対応できる教育などなど、実践に備えた学習が行われることになる。看護師の資格を取得したら、いよいよ就職だ。就職先は、大半が病院やクリニックになるが、介護老人保健施設や社会福祉施設などに就職するパターンもある。看護師の資格を得ることも大切だが、就職してからが本番だということを忘れてはならない。